除夜の鐘
鐘データ

日本で最初の鐘は、日本書紀に記されている、大伴狭手彦(おおとものさでひこ)が562年に高句麗から持ち帰った物だとされます。
日本に現存する最古の鐘は、京都市右京区妙心寺(みょうしんじ)の梵鐘と言われています。 推定698年の作で国宝。 ちなみに国宝の梵鐘は全国で13。 意外と少ないですね。
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鐘の数が一番多かったのは江戸時代で、幕府が農業の管理を目的に、全国5万の農村に寺を設置し、打刻の為の鐘楼を設ける施策を行った為です。 世界的に見ても、この当時これ程までにしっかりとした時間感覚を持った民族は珍しかったそうです。 残念な事に、その後の明治期の廃寺や、太平洋戦争時の供出(きょうしゅつ 民間の物資を政府に差し出す事)によって、その数は3千近くまで激減してしまいました。
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日本で一番大きな鐘は、熊本県玉名市誕生寺(たんじょうじ)の「飛龍の鐘」。 直径2.88m、高さ4.55m、重さ37.5tで、全て世界一!
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