節分の行事は、地域や家庭でずいぶん勝手が違ってきます。
全国どこでも同じだと勝手に思い込んでいた部分も有ったりして、周りの人に聞いてみると面白い発見ができるかも。
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☝豆の種類
炒った大豆が主流ですが、殻付きの落花生を撒く家庭も有ります。
(主に雪国)
掃除が楽だし、後で殻を割って食べる事もできますね。
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☝いつ食べるか
撒く前に食べる家庭が多いかもしれませんが、撒いた後に食べる家も有ります。
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☝いくつ食べるか
年の数だけ食べると言われていますが、年の数+1の所も多いです。
昔は数え、今は満年齢。
大人は10の位+1の位、といった救済策は各家庭に任されています。
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☝どこに撒くか
自分の家の中と外なんじゃないの?
豆を道端や村境に落として厄落としをする所も有ります。
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☝鬼のお面
節分の頃になるとスーパーで福豆が売られますが、たいてい紙で出来た粗末な鬼のお面が付いています。
皆さんコレ、何に使ってますか?
豆撒きの時に家長が鬼役になって、家族が豆をぶつけるという演出をする家庭も有るそうです。
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☝掛け声
『鬼は外、福は内』の順番は、ほぼ全国共通。
京や大阪の商家で『福は内、大荷(オオニ)は内』と唱える話は有名。
鬼を祀る神社や鬼門封じの為に建てられた神社では、鬼が外に行っては困るので『福は内、鬼は(orも)内』と唱えます。
数は少ないですが、地名に鬼の字が付く集落に住む人や、鬼が付く名前の家では単に『福は内』だけで済ますそうです。
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