■干支(エト)と恵方(エホウ)の関係
●○●
干支は十干(じっかん)と十二支の組み合わせですが、通常「今年の干支は…」といった言い方をする場合、単に十二支を指します。
ねうしとらうたつみ…の事です。
十二支は、年の他に月や日や時刻、そして方位も表します。
一番最初の子(ね)の方角を真北に配置して、30度ずつそれぞれの干支を割り当てます。
時計の文字盤と同じですね。
12時 0°北 子🐭
1時 30° 丑🐮
2時 60° 寅🐯
3時 90°東 卯🐰
4時 120° 辰🐲
5時 150° 巳🐍
6時 180°南 午🐎
7時 210° 未🐏
8時 240° 申🐵
9時 270°西 酉🐓
10時 300° 戌🐶
11時 330° 亥🐗
●●
しかし、これでは北東や南西など、東西南北4方位のそれぞれ中間を表現する事ができません。
そこで、北東は丑と寅のちょうど真ん中なので「艮(ウシトラ)」、南東は辰と巳の間なので「巽(タツミ)」、南西は未と申の間で「坤(ヒツジサル)」、北西は戌と亥の間で「乾(イヌイ)」と名付けました。
巽さんや乾さんていう名前の人居ますよね。
古い易学に於いて、鬼が出入りする「鬼門」とされたのが東北=ウシトラ。
鬼のビジュアルイメージが牛の角に虎のパンツなのはこの為と言われています。
45°北東 艮(ウシトラ)
135°南東 巽(タツミ)
225°南西 坤(ヒツジサル)
315°北西 乾(イヌイ)
●●
15度刻みで、残りの割り当てられていない方角8つに、十干の一部を割り当てます。
十干はこの世の構成元素(エレメンタル)の木火土金水(モッカドコンスイ)5つを陽(兄 エ)と陰(弟 ト)に分けた物です。
木:甲キノエ |乙キノト
火:丙ヒノエ |丁ヒノト
土:戊ツチノエ |己ツチノト
金:庚カノエ |辛カノト
水:壬ミズノエ|癸ミズノト
といった具合。
甲乙丙丁(コウオツヘイテイ)なんて言い方は聞いた事有ると思います。
この十干を適当に配置するんではなく、木火土金水にも深く結び付いている方位が有るので、それを元に配置します。
木🌱|東|
火🔥|南|
土🐜|中央|
金👑|西|
水💧|北|
ですからこうなります。
2時半 75°甲🌱+
3時半 105°乙🌱-
5時半 165°丙🔥+
6時半 195°丁🔥-
8時半 255°庚👑+
9時半 285°辛👑-
11時半 345°壬💧+
12時半 15°癸💧-
さて、恵方の話に戻します。
恵方はこれら24方位の内、甲丙庚壬の4つだけです。
毎年この4方位を以下の様な法則に従って移動します。
・年の十干が「○○エ」の時は、それがそのまま恵方になります。
※十干は方位だけでなく年や日にちにも用いられます。
・ただし「ツチノエ」は中心になってしまうので、「ヒノエ」とします。
・年の十干が「○○ト」の時は、それに"勝っている"「○○エ」になります。
火には(消すので)水が勝ち/水には(せき止めるので)土が勝ち/土には(根で掴むので)木が勝ち/木には(切るので)金が勝ち/金には(溶かすので)火が勝ちます。
・ただし「ミズノト」に勝つ「○○エ」である「ツチノエ」は中心になってしまうので、「ヒノエ」とします。
●●
以上の法則をまとめるとこうなります。
↓西暦の1の位
4 甲 キノエ → 甲
5 乙 キノト → 庚
6 丙 ヒノエ → 丙
7 丁 ヒノト → 壬
8 戊 ツチノエ → 丙
9 己 ツチノト → 甲
0 庚 カノエ → 庚
1 辛 カノト → 丙
2 壬 ミズノエ → 壬
3 癸 ミズノト → 丙
●●
向こう10年の恵方を一覧にしましたので、参考にしてください。
2025 🌱-🐍 庚 8:30
2026 🔥+🐎 丙 5:30
2027 🔥-🐏 壬11:30
2028 🐜+🐵 丙 5:30
2029 🐜-🐓 甲 2:30
2030 👑+🐶 庚 8:30
2031 👑-🐗 丙 5:30
2032 💧+🐭 壬11:30
2033 💧-🐮 丙 5:30
2034 🌱+🐯 甲 2:30
◀戻る(*)
↩トップ(0⃣)