🎨お守り待受
■のろま人形
「のろま人形」は、享保年間(1716-1735)に、京都から佐渡に持ち込まれ土着した人形浄瑠璃の1つです。 比較的堅めの「説教(読経)人形」の幕間(まくあい)で上演される滑稽な演目で、能に対する狂言みたいな物。 間抜けで正直者の主役「木之助」、人の良い「下の長者」、男好きの「お花」、貪欲でズル賢い「仏師」の4人が登場します。 この「のろま人形」のミニチュアをワラの束に挿した物が、佐渡土産になっています。 郷土芸能のレプリカだと思って見れば何でもないのですが、知らずに見ると、首だけの人形、しかもみんな表情が"変"ですから、何か強力な呪術的意味合いが有るんじゃないかと思ってしまいます。 おばあちゃんの家で偶然コレを見つけたけど、恐くて聞くに聞けなかった、なんて経験した人、きっと居ると思います。 首人形の民芸品は、佐渡に限らず全国に在ります。 飾り物にしたり、子供が服を着せたりして遊ぶ物です。 雛人形などと同様、身代わりの意味が有ります。 決して恐い物ではないんですよ。
ラブタン一座(左)🐶🐱
ラブタン一座(右)🐶🐱
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