🎨お守り待受

■ウソの木彫り
ウソ(鷽)とは、スズメより少し大きな鳥の一種です。 名の由来は、口笛の古語「おそ」で、鳴き声が人の口笛に似ている事から付けられました。 菅原道真が蜂の大群に襲われそうになった時、ウソの群がやって来て食べてしまったとか、天満社を建てる為の材木が虫に食い散らかされていた時、ウソが大群でやって来て退治したとか、はたまた「鷽」の字が学問の「学」に似ているとか、何かと菅原道真や天神様と関わりを持つ鳥です。 1月24日〜25日の初天神(年が明けて最初の天神様の縁日)に、檜(ヒノキ)で作ったウソの木彫りを授かります。 翌年、古い物を納め、新しい物と取り替えます。 鷽と嘘をひっかけて『凶もウソとなり吉にトリ替わる』とします。 全国の天満宮(天神様を祀った神社)で行われる神事ですが、東京の「亀戸天神」のそれは特に有名です。
ウソの木彫りは、考えようによっては、前の年にイヤな事が有った人ほど有利なお守りかもしれませんね。
■おまけ
ちなみに、動物の「カワウソ」の「ウソ」はどこから付いた名でしょう? これは「川恐(カワオソ)」から来ています。 川に居る恐ろしい物という意味です。 あんなカワイイ動物のどこが恐ろしいのでしょうか。 カワウソは二本足で立ったり、手で魚を捕まえたり、人間に似た動きをします。 しかも夜行性です。 夜、川辺にそんなのが居たらきっと恐ろしいと思います。 全国の河童伝説が、カワウソの見間違えではないかという話も良く聞きます。
USO(ブルー)
USO(ピンク)

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