🎨お守り待受

■どんどろ人形
日本一怖い形相をしたお守りと言って良いでしょう。 手に取るだけでも勇気が必要です。 お金を出して買い、家に持ち帰り、目に付く所に飾るまで出来たら、あなたはかなりの強者です。
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今から400年程前に日本に漂着したイギリス人航海士ウィリアム・アダムス(William Adams 1564-1620)が、徳川家康の命を受け伊東で西洋式帆船の建造指揮をとっていた時、船大工や人夫の間に疫病が流行って計画が大幅に遅れました。 アダムスは、日本に来る以前に航海で立ち寄った南太平洋の島々に伝わる魔除けの人形を思い出し、これを作らせて祀った所、皆の病気が見る見る良くなり無事に船が完成しました。 アダムスは功績を認められ、三浦半島の逸見(へみ、現在の横須賀市)の地と250石を給わる旗本となり、三浦按針(あんじん)と名乗るようになりました。
この時の人形を現代に復元したのが、「どんどろ人形」なんだそうです。 このお守り、良く見るとプラスチック等を一切使わないオール天然素材で、2つとして同じ物は有りません。 が、いかんせん作者の個性が強過ぎ! これを売る地元のお土産屋さんもお手上げでしょう。 そんな訳で今は残念ながら作られていません。
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