🎨お守り待受
■夫婦岩
この場所が何処に在って、名前は何で、どんないわれが有るのか知らなくても、この景色は旅行のパンフレットか何かで一度は見た事が有ると思います。 それでは、説明します。 ご存知の方はご辛抱ください。
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この場所は「夫婦岩(めおといわ)」という有名な景勝地です。 三重県伊勢市の二見浦(ふたみがうら)海水浴場の端の岩場に在ります。 二見浦は、古くは伊勢神宮参拝の前に"みそぎ"を行う海岸だったそうです。 景色の美しさのあまり、みなが二度振り返って見た事からこの名が付いたと言います。 さて夫婦岩ですが、左の大きい方の岩が男岩、右の小さいのが女岩です。 5月、9月、12月の年3回、二つの岩の間のしめ縄の張り替え作業を行います。 岸辺に在る二見興玉(おきたま)神社は、夫婦岩の沖合いの霊石をご神体にしています。 ですから、しめ縄を渡した夫婦岩は、鳥居の役目をしているのです。 霊石は、元々は海上に姿を現していたのですが、江戸時代の地震で海中に沈んでしまったそうです。 二つの岩の間から太陽が昇るのは5〜7月頃。 ちょうど真ん中から昇るのは夏至前後です。 条件が揃うと、沖合いに富士山を臨む事もできるそうです。 夫婦岩を拝むと、夫婦円満や良縁に良いとされます。
英人風
英人風(ワイド)
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