🎨お守り待受
■シーサー
家を建てた時に余った漆喰(*注)で作る男女2体の獅子の置物です。 屋根の上が一般的ですが、門柱の上や脇、玄関先に置く事もあります。 室内にはあまり飾りません。 シーサー作り専門の職人さんも居ますが、家を建てた大工さんに、最後の仕上げとして作ってもらう事が多いようです。 彼らは彫刻家ではないので、あんまり上手じゃありませんが、大工さんの個性が出ていてなかなか味のある作品が多く、その家を建てた人ですから愛がこもってて、しかも世界に二つと同じ物が無いのというがいいですね。
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(シーサーに)向かって右側に口を開いたオス、左側に口を閉じたメスを配置します。 これは、男がしっかり稼いで、女がしっかりそれを守り、この家がしっかり栄えますように、という願いが込められています。
*注:しっくい
消石灰に粘り気と接着性を出す為の海草エキス、ひび割れ防止の為の麻の繊維を混ぜ、水で練り上げた塗り壁用の材料。 日本古来より使用されてきた自然素材で、防火性が高いのが特徴。
素焼き
漆喰(白)
漆喰(朱)
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