🎨お守り待受
■なまはげ
全国的に有名な、秋田県男鹿地方の風習です。 大晦日の夜、鬼の面を被り蓑をまとい、包丁片手に家々を廻って、『悪い子はいねがー!?』と怒鳴りながら勝手に入って暴れ回るアレ。 みんな知ってますよね。
■豆知識
・長い間火にあたっていると出来てしまう火斑(ひだこ)を、男鹿地方の方言で「ナモミ」と言います。 このナモミを剥ぐ「ナモミ剥ぎ」から「ナマハゲ」になりました。 冬に囲炉裏端で暖ばかりとっている怠け者を懲らしめるという意味が有ります。
・なまはげは極度に穢れ(けがれ)を嫌うので、その年に不幸やお産が有った家には入りません。
・テレビの映像などを見ると、いきなりおしかけて来るように見えますが、「先立ち」と呼ばれるなまはげの格好をしていない普通の人間が先に来て、家人に「もうすぐなまはげがやって来る」事を伝えているのです。
・家々を巡る順番はほぼ決まっていて、なまはげは「後戻り禁止」なんだそうです。
・男鹿のほぼ全域でなまはげが行われていますが、2集落だけは行っていません。 その集落の氏神(うじがみ、地元の神様)が子供好きなので、なまはげ役に何か有ってはいけないという配慮からです。
・なまはげ役ができるのは若い男性、しかもまだ異性と接していない童貞に限られます。
・男鹿地方だけの行事に思われがちですが、東北のいくつかの地域で似た様な風習が存在します。 遠く離れた鹿児島にも有るとか。。。 それからネイティブアメリカン(アメリカインディアン)ポピ族のカチナ(カッチーナ)や、オーストリアの「クランプスの祭り」もなまはげに良く似ています。 もっと言ってしまえば、サンタクロースもなまはげみたいな物です。
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