🎨お守り待受
■柳
丈夫で折れにくく春一番に芽を出すので、古来縁起の良い木とされてきました。 木肌が白っぽいからなのか、花が軟らかい尻尾のようだからなのか、柳の字は木ヘンに卯(ウサギ)です。 卯は、歳神様(お正月に各家庭にやってくる神様)が降り立つ方角と信じられていた事から、正月のお雑煮やお節料理は柳で作った柳箸で食べるのが一般的です。 柳箸の両端が削ってあるのは、一方が神様に食してもらう為の物だからです。
柳は「陽」の植物の代表格です。 そう言えば、柳を楊とも書きますね。 中国や日本では、柳の絵を描く時のお約束として「陰」の物も一緒に描いてバランスを取るのだそうです。 水や水を連想する物。 池、川、舟、雨、傘を差している人、蛙、井戸などが陰です。 それから、幽霊も。 「柳に幽霊」は、決して縁起の悪い絵ではないのです。
柳に雨(カラー)
同(白黒)
同(若草色バック)
同(水色バック)
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