📷ラッキーフレーム

■男蝶・女蝶
神前式の結婚式等で盃を交わす時、お銚子に雌雄の蝶の飾りを付けます。 この飾りを「男蝶(雄蝶 オチョウ)」「女蝶(雌蝶 メチョウ)」と言います。 元々は新婦側の親戚の男児を「男蝶」、新郎側の女児を「女蝶」と呼び、二人にお酌をさせる習慣から来ています。 雄と雌の蝶が交尾の時にするダンスを見ていると、出会った幸せを存分に謳歌しているかの様な喜びが伝わってきます。 これにあやかって、仲の良い蝶々に導いていただこうという趣旨なのでしょうか。 実はこの蝶は蚕、つまり蛾で、卵を沢山産み立派な繭を作る事から多産、繁栄を象徴しているのだそうです。 少子化の影響で、親戚に"適齢期"の子供が居ないカップルも増え、最近はもっぱら巫女さんがお酌をするようです。 夫婦、両家が結束の盃を交わすという少し固め儀式を、ほのぼのとしたものに変えてくれる男蝶女蝶。 いつまでも残っていて欲しいと思います。
悦び(青桃)
悦び(紫黄)
悦び(緑橙)
急接近(青桃)
急接近(紫黄)
急接近(緑橙)
始まり(青桃)
始まり(紫黄)
始まり(緑橙)
出逢い(青桃)
出逢い(紫黄)
出逢い(緑橙)

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