📷ラッキーフレーム
■イワヒバ
「
オモト
」と並んで江戸時代に大流行した観葉植物。 ヒノキの仲間のヒバ(別名
アスナロ
)の葉にそっくりですが、樹木ではなくてシダ植物です。 山地の岩場に生えるので、乾燥に強い体をしています。 雨の少ない季節には、葉全体が丸まって枯草みたいになってしまいますが、一たび雨が降れば再び青々とした株に「復活」します。 この復活には、細胞中のトレハロースという糖の一種が関わっています。
◇◇
ウチョウラン(羽蝶蘭)は、イワヒバと同じ様な所に生える小型の蘭で、こちらは平成に入って大流行しました。 心無い採集によって自生地の殆どが無くなってしまいましたが、最近になって人工培養に成功し、絶滅一歩手前で乱獲はストップしました。 この美しい小さな花の復活は、まだ始まったばかりです。
イワヒバ
イワヒバ&ウチョウラン
↩
トップ
(0⃣)