🎧ラッキーサウンド

■桑原桑原
昔から有る日本の「家庭の」オマジナイ。
◇◇
[チチンプイプイ]
言わずと知れた「痛み退散」のオマジナイ。 なぜか男性より女性がやった方が効きます。 ってゆーか、野郎じゃ全然効かなさそう。。。 このコトバの語源は江戸時代、三代将軍徳川家光が年少の頃。 家光が転んだ時に、乳母の春日局(かすがのつぼね)が「智仁武勇は御代の御宝(チジンブユウハゴヨノオンタカラ)」と唱えてさすったという話が広まったんだそうです。 他に「神鎮怖畏」「血鎮不意不意」「千々乱風」など、諸説有ります。
◇◇
[クワバラ・クワバラ]
どうやら桑畑に雷が落ちにくい訳ではなさそうです。 桑原の起源は平安時代にさかのぼります。 菅原道真が左遷された後の京都は、彼の怨念からか、度々雷の被害に見舞われました。 しかし、菅原家所領の「桑原」という地には一度も落雷しなかったと言います。 その言い伝えが元になり、雷が鳴り始めた時に唱える落雷除けのオマジナイとなりました。 正式(?)には、門に鍬を立てておき、部屋に蚊帳を吊り、線香を焚いてから、桑原桑原となります。 今では、雷も含めた怖い時全般のコトバになっています。 お婆さんが言うとなぜかしっくり来ますね。
カイコ
[ツルカメ・ツルカメ]
ついうっかり、縁起の悪い事をしてしまったり、口にしてしまった時に唱えるオマジナイです。 鶴と亀の長寿と目出度さにあやかろうという物です。 「縁起でもない!!」の言葉の後に続けたりもします。 この様な行為を「縁起直し」って言うんだって。
ツルカメ
[ユメニナレ・ユメニナレ]
辛い目に遭ったり、不幸な出来事が起こった時に唱えます。 起こってしまった事は元には戻りませんから、心を鎮める効果を狙った物でしょう。 冷静になったら、悪い事を良い事に転じる気力と知恵が湧いてきます。
チチンプイプイ
イタイノイタイノトンデケー
クワバラクワバラ
ア〜クワバラクワバラ
ツルカメツルカメ(ユートーセー)
ツルカメツルカメ(オバカサン)
ユメニナレユメニナレ(ユートーセー)
ユメニナレユメニナレ(オバカサン)

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