✏お守りコラム
−第9回−
【3/3】
ところで十二月十二日の札は、本当(?)は十二月十二日に生まれた女性に書いてもらわないと効果が無いそうです。
単純計算で365(1年)×2(男女)=730人に一人。
そう簡単にそんな人、身近で見つからないよぉ!
という話は置いといて、日本にはこのように女性でないと駄目なオマジナイが多数有ります。
戦時中に弾除けのお守りとされた千人針も、男が縫っては効き目が無いと言われました。
一番最初に来店したお客さんが女性だと「朝えびす」と言って繁昌するそうです。
愛する女性の腰巻き(下着)を持って旅に出ると無事に帰れるなんて言い伝えも有りました。
ちょっとエッチな話ですが、女性の陰毛を3本懐に入れておくと賭事に勝てるって信じてるオジサンは今でも居ます。
👩👩👩
──元始、女性は実に太陽であつた。
真正の人であつた。
今、女性は月である。
明治期の女性解放運動家、平塚雷鳥が主宰した女性文芸誌「青鞜(せいとう)」発刊の辞として有名な言葉です。
しかし、先に挙げた女性限定のオマジナイから想像するに、昔の男性も女性を強くてかけがえのない太陽の様な存在として認めていたのではないかと筆者は考えます。
皆さんはどう思われますか。
⏪コラム一覧へ戻る
↩トップ(0⃣)