✏お守りコラム
−第30回−
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■お守りは投資でもなければ保険でもない:
お守りに「儲かった」「損した」「元が取れた」という概念は有りません。 お守りを買ってその後に良い事が起こっても、それは「儲かった」訳でも「元が取れた」訳でもありません。 お守りを買ったのに運悪く災難が降りかかってしまった場合も同じです。 「損した」なんて言うのは間違っています。 お守りは投資ではないからです。 いざという時の保険とも違います。 保険に入ったからと言って、不幸が訪れる確率が低くなる訳ではありませんが、不幸になった際の支払いは契約の範囲内で約束されています。 それに対してお守りは、手にしたからと言って、不幸になる可能性の減少も、不幸になった時の保証も何も確約されません。 良く考えればこんな理不尽な商品は無いかもしれません。 保険と投資は本質的に同じで、保険とはあなたの不幸に投資しているような物です。 お守りが投資でない以上、保険としても成立しないのは当たり前です。 それじゃあ、お守りなんて意味が無いじゃないか! そんな意見も聞こえて来そうです。 お守りを擁護する立場として言わせてもらえば、お守りは貯金なんです。 熱意の貯金です。 貯金ですから、高金利は期待できません。 ヘタすれば目減りもします。 それでも、ずっと貯金しないでいるよりは、無駄遣いが無くなります。 熱意なんて2倍3倍にしなくたっていいんです。 持っていてさえすれば、あなたの中で起こる、ある劇的な事に遣えるのです。 それは…。

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