らぶタン✏こぼれ話
−第36回−
🔷ブーメランとコアラ
離れてく人の心♥を呼び戻すお守り「ブーメラン」。
語源は、1788年。
今のオーストラリアのシドニーに上陸したイギリス🇬🇧の探検家ジェームス・クック船長が、アボリジニの人々と会った際、彼らが手にしていた変わった道具について「それは何か?」と尋ねた所、返って来た答えが「Boomerang」だった事に由来します。
ここで☝注意しなければならないのは、アボリジニの人が何を聞かれたのかよく分からないで、道具の名前ではない別の単語を答えた可能性が有る事です。
「これで何するんだ?」と誤解して、「狩りさ。」と答えたのかもしれないし、「これで何捕るんだ?」で「大コウモリよ。」かもしれないのです。
コアラ「Koala🐨」や、カンガルー「Kangaroo🦘」も同様です。
日本の「カステラ」でこれに近い話を聞きます。
室町時代にポルトガルからカステラが持ち込まれた時、殿様が「これは何か?」と尋ねたら、カステラが西洋の🏰城の形をしていたので「城(castle)」と答えたのがお菓子の名前になったという話です。
よく調べてみると少し違っていて、この時の答えは「pao de Castelra」。
「スペイン🇪🇸のカスティーリャ地方のパン🍞」ですので正しく答えています。
カスティーリャ地方は城塞が多いのでラテン語で城を意味する「castella」から地名が付いたそうです。
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