らぶタン🔵お守り
【
雑節📆】
■半夏生
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(ハンゲショウ)
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7月2日頃、夏至☀から11日目(夏至の10日後)を指します。
そろそろ梅雨明け🌂が気になる時期で、農家の間では、この頃までに田植えを終わらせておくように、と言われていました。
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この日関西では🐙タコを、讃岐ではうどんを、福井県などでは焼き鯖を食べる習慣が有ります。
半夏生は、文字通り「もう既に半分夏が来ている」という意味ですが、「半夏の生える季節」という意味も有ります。
半夏(ハンゲ)とは、烏柄杓(カラスビシャク)というサトイモ科の野草の別名です。
ちょうど今頃緑色のサトイモ科らしい花を咲かせます。
高さ10数cmで夏の草花としてはやや小さめ。
昔は田んぼの端の土手などに普通に生えていたのですが、最近はとんと👀見かけません。
根を乾燥させた物は「半夏」という生薬になります。
強力な鎮吐作用が有り、"つわり"の特効薬と言われています。
少しややこしい話をすると、「半夏生(ハンゲショウ)」という名の植物も有るんです。
湿った場所に生えるドクダミ科の野草で、最近はお花屋さんでも栽培品を見かけます。
半夏生の頃に、半分化粧をした様に先端の葉数枚の一部もしくは全体が白く変化し、その先にドクダミの花びらを取ってしまった感じの"芯"だけの花が付ききます。
下の写真は以前に小川の縁で咲いているのを撮影した物で、オタマジャクシからカエルになったばかりの小さなアマガエルがちょこんと乗っています。