らぶタン🔵お守り
【
暦色々📆】
■初午
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(ハツウマ)
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2月に入って最初の午(ウマ)の日です。
馬🐎は牛🐮と同様、太古より神の乗物とされて来ました。
稲荷(いなり)という神様は、その昔2月の午の日に馬に乗って降臨したと伝えられる事から、各地の稲荷社ではこの日に祭事が行われます。
稲荷は字の通り稲を実らせる農耕の神様で、普段は山に住んでいて必要な時に里に降りて来ます。
その時のお供がキツネです。
キツネが好むと信じられている油揚げに酢飯を詰めた食べ物を「おいなりさん」と呼ぶのはこの為です。
↗京都市上京区に有る出世稲荷神社のお守り。
日本一出世した男、豊臣秀吉は稲荷を厚く信仰していました。
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昔の「初午」は、立春を過ぎてから最初の午の日だったそうです。
また、初午ではなく2番目の午の日「二の午」や三番目の「三の午」に各種行事を執り行う地域も有ります。
その事から初午は、農閑期が終わり、本格的に🌸春の農作業の準備に取りかかる為の催しと考えられます。
農家でなくても🌽実り多き年にしたい方は、近所のお稲荷さんに足を運んでみるのも良いかもしれません。