✏お守りコラム
−第2回−
【1/3】
🔶ワラ人形とBrokenWindows理論
草木も眠る丑三つ時(午前3時頃)、白装束をまとい、頭にロウソクを2本差し、髪振り乱しながら一心に相手を呪って五寸釘を打ち込む…。
想像しただけでも恐ろしい「縁起物」とは対極に有る「縁起でもない物」ですが、なんと『呪いのワラ人形の釘を抜いて持ち帰ると思わぬ拾い物をする』なんて言い伝えが残る地域が有ります。
相手を呪い殺したい程の念がこもった釘ですから、好運を招くだけの力が秘められているのでは、という考えも分からなくもないのですが、それにしてもこんな物までお守りにしてしまうなんて、前向きさというか貪欲さに感心してしまいます。
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