✏お守りコラム
−第5回−
【1/4】

🔶神無月のハロウィン
10月31日はハロウィン。 これの由来に関しては様々な所で紹介されてますので、本編では軽くおさらい程度にしておきます。
◇◇
ハロウィンは、ヨーロッパの先住民族、ケルト人の収穫感謝祭(サムヘイン祭)が起源と言われています。 古代ケルト暦では、10月31日が1年の終わりで、この晩は先祖の霊が家族の所に帰って来ると信じられていました。 ちょうど日本のお盆の様なものです。 ただ、先祖の霊と一緒に悪霊や魔女達も町に出てくるので、人々はこれらから身を護る為に仮面を被り、焚き火をしたそうです。 その後キリスト教に取り入れられ、11月1日の万聖節(カトリックに貢献した諸々の聖人をお祀りする祝日)の前夜祭として定着しました。 万聖節(All Saints' Day)の古い呼び方を「All Hallows」、その前夜祭(eve)という事で「Halloween」となった訳です。
ちなみに日本のお盆も、もともと日本に有った祖先崇拝の行事と、インド仏教の「Ullambana」という法事が結び付いた物だと言われています。

次ページ
コラム一覧へ戻る
トップ(0⃣)