✏お守りコラム
−第10回−
【3/4】
ちなみに、先に挙げた4つ以外に、男の5才、女の3才と7才も厄年とされていました。
これらの歳は、今では不吉な歳というより、「七五三」を迎えるおめでたい歳となっています。
さらにもう1つ、『人生最大の厄年』と考えられていた歳が有るのをご存じですか?
それは数えで61才、いわゆる「還暦」です。
還暦の年は、自分の生まれた干支(えと)と、その年の干支が重なるので、干支の性質が強くなり過ぎて良くないとされていました。
それが証拠に、還暦を迎えた人は魔除けの赤のちゃんちゃんこを着せられます。
干支が一巡したので赤ちゃんに戻ったつもりで一から始める、という理由はどうやら後から付けられたようです。
いずれにせよ、60まで元気に生きられたのは、おめでたい事です。
お祓いよりも、お祝いが似合います。
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