✏お守りコラム
−第19回−
【1/4】
🔶イノコ祭りとイナゴ祭り
日本で最も多くことわざや慣用句に出現する動物は何でしょう?
ちなみに欧米では「dog」。
遊牧民族を祖先に持つ彼らですから、これは納得です。
それでは農耕民族の国家であった日本は…?
断トツで「虫」です。
タデ食う虫も好き好き/虫も殺さぬ顔/虫の知らせ/虫の息/虫のいい話/虫が好かない/虫の居所が悪い。。。
わざわざことわざ辞典の類を開かなくても、これくらいはすぐに出て来ます。
さらに個別の虫に範囲を広げてみると…、
あぶ蜂取らず/泣きっ面に蜂/蜂の一刺し/蜂の巣をつついた様/蟻の這い出る隙間も無い/蟻の穴から堤が崩れる/蚊の鳴く声/天水桶のボウフラ/オケラになる/米つきバッタ/玉虫色の〜/蛍の光窓の雪/クモの子を散らした様。。。
まァ、出るわ出るわ。
まさに虫が湧くの如しです。
(何のこっちゃ)
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