✏お守りコラム
−第26回−
【4/5】
■自性院(じしょういん)
通称「猫寺」。
この寺と猫との関わりは豪徳寺よりも古く、室町時代にさかのぼります。
文明年間(1469-1487)、この地域の豪族に苦戦していた太田道灌(おおたどうかん)が、合戦の最中に味方とはぐれ、道に迷ってしまいます。
日が暮れ、いよいよ危ないと思ったその時、目の前に黒猫が現れ、自性院まで案内しました。
無事に一夜を過ごした道灌は、翌日味方と合流、戦いに大勝利しました。
勝利は猫のおかげ。
道灌は猫を大切にするよう寺に頼み、死後は盛大な供養をしたと言います。
◇◇
もし猫が居なかったら…。
江戸は地方豪族が割拠する田舎のままだったかもしれません。
↗自性院の招き猫
🗾東京都新宿区
📷カメラ付ケータイで撮影
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