✏お守りコラム
−第30回−
【3/6】
■色によってご利益(ごりやく)が変わるお守りは効果が低め:
「表題の通り、以上。」
で終わってしまう話なのですが。。。
例えばダルマさん。
良くない事をいい事に転じる『起き上がる』お守りですから、良くない事に強い魔除けの火の意味を持つ赤色をしています。
仙台の「松川だるま」の青、山梨の「甲州だるま」の白にも、それぞれいわれが有ります。
こういった地域のお守りは、そんなに沢山出回る物ではありませんから、生産者が限られます。
浮ついた理由で、"変わり種"をこしらえても、何十年と経たない内に廃れてしまいます。
現在私達が目にする伝統的なお守りや縁起物は、そういった長い年月の厳しい淘汰を受けて残っている物です。
恋に効くピンク・ダルマや、お金が転がり込んで来る金ピカ・ダルマが駄目だとは言いません。
クリエイターによるどれだけの重い意味付けが込められているのか。
購入するあなたの判断力が試されています。
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