✏お守りコラム
−第26回−
【1/5】
🔶東京招き猫巡り
招き猫は日本を代表する縁起物です。
有名な常滑焼(*注)の置物だけでも年間120万個生産されています。
プラスチック製の小物やノベルティ、紙媒体に印刷された物とかも含めれば、その数はとても把握しきれないくらい膨大です。
外国でも「Lucky Cat」という名で知られており、小判の代わりに$コインを抱えた物、腕の向きが逆になって「Come on!」のポーズになってる物も現れています。
◇◇
招き猫をいつ、誰が最初に作ったかははっきりしていません。
招き猫を飾る習慣は、江戸時代に、江戸で起こったのだろうと言われます。
上方出身の福助が、比較的お堅い商売の縁起物だったのに対し、招き猫は夜の商売で飾られる傾向だったようです。
そんな招き猫にゆかりの地が、東京にはいくつか在ります。
今回はそれらを巡ってみたいと思います。
*注:トコナメヤキ
愛知県常滑市で生産される焼き物。
日本六古窯(常滑,瀬戸,信楽,丹波,備前,越前)の1つで日本を代表する窯業地。
赤茶色の朱泥の急須や、招き猫で有名ですが、普通の陶器や土管等の建築材も多く作られています。
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